<明治天皇と日露大戦争>
コラム【この映画で元気98】
<明治天皇と日露大戦争>
1904年(明治37年)の明日2月10日は、日露交渉が決裂し、ロシアに宣戦布告した日である。
映画「明治天皇と日露大戦争」は、日本海海戦をクライマックスに、旅順、黄海、遼陽、奉天の戦いをワイドスクリーンで繰り広げた戦争スペクタクル。
明治天皇(嵐寛寿郎)が実名で登場したことも話題になった。
7億円を稼ぐ大ヒットとなり、つぶれかかっていた新東宝が立ち直った。
以後「天皇・皇后と日清戦争」(1958年)、「明治大帝と乃木将軍 」(1959年)も制作された。
(参考:今日のシネマは? 著:近藤道郎)
(映画で元気の一言)「坂の上の雲」もいいけれど。
「明治天皇と日露大戦争」
製作年 1957年
製作国 日本
監督:渡辺邦男 毛利正樹
出演:嵐寛寿郎 (明治天皇)
阿部九洲男 (伊藤博文(元老、枢府議長))
高田稔 (山県有朋(元老、元帥後に参謀総長))
武村新 (松山正義(元老))
藤田進 (井上馨(元老))
解説:明治37年、ロシアの極東侵略政策に脅威を感じた日本は、日露交渉によって事態を収めようとしたが、ロシア側の誠意のない態度に国内は、自衛のためロシアを討つべしとの声が高まり、それまで開戦の国民生活に与える影響を考え慎重だった明治天皇もついに開戦のご英断を下された。
かくて連合艦隊に護送されたわが陸軍は仁川に上陸を敢行し、一路満洲へと進撃を開始した。
一方海軍は、旅順港にある敵艦隊を封鎖し日本海の制海権を握らんとして決死隊を編成、第一次、第二次と相次ぐ閉塞決行に遂に成功したが広瀬少佐、杉野兵曹長はじめ多くの勇士が壮烈な戦死をとげた…
◇◇ご覧になって元気がでた映画をご紹介して下さい
参考:明治天皇と日露大戦争 dvdラベル
明治天皇と日露大戦争
明治天皇と日露大戦争
「明治天皇と日露大戦争」と「日本海大海戦」
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