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2010年12月 7日 (火)

<ナポレオン>

コラム【この映画で元気96】

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<ナポレオン>
 1804年の先週12/2(木)は、ナポレオンが帝位についた日である。
 飾り立てられたノートルダム大聖堂において、教皇立会いのもとに戴冠式が実施された。
 それをパリ市民が嘲笑的な眼で眺めていたという。

 1927年製作の 「ナポレオン」 アベル・ガンス監督が、トリプル・エクランといわれる三台の映写機から投影した野心作である。
 これをフランシス・コッポラらがフル・オーケストラ(作曲はコッポラの父)にした復活版がある。
(参考:今日のシネマは? 著:近藤道郎)

「ナポレオン[ゾエトロープ・コレクション]」 (1927、Napoleon)
 製作年 : 1927年
 製作国 : フランス
 配給 : フジテレビ=ヘラルド・エース
 監督:アベル・ガンス 
 出演:アルベール・デュードネ  (Napoleon Bonparte)
    ジナ・マネス  (Josephine de Beauharnais)
    アレクサンドル・クービッキー  (Danton)
    アントナン・アルトー  (Marat)
    エドモン・ヴァン・ダエル  (Robespierre)
 解説:「鉄路の白薔薇」(23)などで知られるフランスの巨匠アベル・ガンスが一九二七年に製作したサイレント超大作。
    当初ガンスはこの作品を第一部としてナポレオンの全生涯を描こうという厖大なプランを持っていたが、トーキーの出現、製作・上映に要する莫大な資金などの問題があり、この一作にとどまった。
    しかし、この作品は世界中で悲運に見舞われ、アメリカではMGMによって80分に短縮されて公開され、日本では昭和7年10月に東京・万世橋シネマ・パレスで17.5ミリ版によってひっそりと公開されるというありさまだった。
    こうして伝説の彼方に埋もれたこの作品に対して、世界中の映画人、映画研究家が再生を望み、現在、それらの人々の手によって再生された「ナポレオン」は数多くあるといわれている。
    そのうちのケヴィン・ブラウンロー版の「ナポレオン」を見たフランシス・コッポラが、クロード・ルルーシュから配給権を買いとり、自ら率いるゾエトロープ・スタジオで配給、父カーマイン・コッポラに作曲とフルオーケストラの指揮を依頼し、1981年、ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールで公開した。
    この時から全世界に「ナポレオン」ブームが広がり、今回、日本で公開されたのも、このコッポラ版である。
    特に後半20分間の《トリプル・エクラン》はシネラマを先取りしたものとして話題を呼んだ。
    スタッフは、監督・脚本のアベル・ガンスほか、撮影はジュール・クリュージェ、J・マンドヴィレ、レオンス・H・ビュレル、ロジェ・ユベール、美術はアレクサンドル・ブノワ、シルドクネヒト、ジャクティーが担当。出演は、ナポレオンにアルベール・デュードネが扮するほか、共演はジナ・マネス、アレクサンドル・クービッキー、劇作家アントナン・アルトー、アベル・ガンス自身もサン・ジュストに扮している。
    なお、日本公開版はコッポラの他、黒澤明が監修に当たっている。
    日本版字幕は戸田奈津子。
    白黒、スタンダード(一部、トリプル・エクラン)。

(映画で元気の一言)モノクロの迫力が、まるで当時の実写ではないかと思わせる。

◇◇ご覧になって元気がでた映画をご紹介して下さい

参考:ナポレオン(1927) - goo 映画<    
アベル・ガンス 「ナポレオン」    
アベル・ガンス 「ナポレオン」    
コッポラ親子が関わる1927年の映画。アベル・ガンス監督『NAPOLEON(ナポレオン)』未完の三部作の1    
コッポラ、ゴダール、イーライ・ウォラックが、米映画芸術科学アカデミー協会から賞を受賞することに!    
『ナポレオン』(1927年・フランス NAPOLEON)

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