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2010年9月 1日 (水)

<独裁者>

コラム【この映画で元気89】
<独裁者>
 1939年の本日9月1日、ドイツ軍はポーランドに侵入を開始し、第二次世界大戦が始まった。
 翌年、日独伊三国同盟が成立し、日本では第二次近衛内閣ができていた。
 チャップリンはその頃、すでにナチスドイツの独裁政治と、ヒトラーの非人間的な性格を見抜いて、”偉大なる独裁者”(原題)への弾劾作品を作った。
 チャップリン映画中、最大の興収(自伝)を記録したが、三国同盟の国では上映が禁止とされ、日本で公開されたのは1960年(昭和25年)である。
 
 チャップリンがヒトラーになぞらえたトメニア国の独裁者アデノイド・ヒンケルにまちがえられ、演壇で民主主義を演説するラストシーンは実に感動的だった。
  (参考本:チャップリンと戦争 『チャップリンの独裁者』展 チャップリン没後30年記念  「わたしは皇帝になりたくありません。・・・できることなら、みんなを助けてあげたいのです。・・・民主主義の名のもとに、私たちはみんな団結しましょう・・・」
 尚、山高帽、ドタ靴、ステッキ、アヒル歩きの例のチャップリンスタイルの最後の作品ともなった。
(参考:今日のシネマは? 著:近藤道郎)

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)ユニバーサル・ハロウィーン・カーニバル

 チャップリンの研究家によれば、実はこの映画のラストで6分間一人チャップリンが独裁者の演説を行うシーンは当初の想定では異なっていたらしい。
 演説中、時にはユーモラスにドイツ語風に声をつまらせるなど、見せ場は多い。
 これを見た当時の連合国民、避難民はどれだけ元気に励まされたことだろう。
 
独裁者
ジャンル : ドラマ
製作年 : 1940年
製作国 : アメリカ
監督 : チャールズ・チャップリン
出演 : チャールズ・チャップリン 、  ポーレット・ゴダード、ヘンリー・ダニエル 、 ジャック・オーキー 、 レジナルド・ガーディナー 、 ビリー・ギルバート 、 カーター・デ・ヘブン 、 チャールズ・チャップリン
解説:1940年、ヒットラーのナチスがドイツで、ムッソリーニのファシストがイタリアで、それぞれ独裁をなしとげ、その黒い手を世界にのばし始めた頃、そのファシスト独裁者を痛烈に批判し、全世界の人々に自由のためにたたかうことを呼びかけようとつくられたのが、この作品であった。
   またチャップリンが初めて完全なトーキーを使った作品であり、山高帽・ドタ靴・ステッキ・アヒル歩きのチャップリン・スタイルの最後の作品である。
   例によって、製作・脚本・台詞・監督・主演はチャップリン自身。
   撮影はカール・ストラッスとローランド・トセロー。
   音楽監督はメレディス・ウィルソン。
   出演はチャップリンがトメニアの独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋との2役にふんするが、バクテリアの独裁者ナパロニにジャック・オーキー、ユダヤ人の美少女ハンナにポーレット・ゴダードがふんし、そのほか、レジナルド・ガーディナー、ヘンリー・ダニエル、ビリー・ギルバートらの出演。
   チャップリンの永年の共演者チェスター・コンクリも姿を見せる。 (キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

 チャップリンの独裁者 - goo 映画

◇◇ご覧になって元気がでた映画をご紹介して下さい

参考:森村 泰昌-なにものかへのレクイエム@豊田市美術館
    丸山真男 音楽の対話 (文春新書)    
    
思いすごし    
    
爆笑コメディだったのね~チャンプリン『独裁者』

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