コラム【映画を楽しむ49】
<ヒッチコックの遺作>
霊媒者のブランチ(バーバラ・ハリス)の降霊術はインチキで、愛人のタクシー運転手ジョージ(ブルース・ダン)の"調査に"よって成り立っている。
依頼人の甥のことを調べるため、ジョージは役所に行く。
「1965年11月4日にエドワード・シューブリッジの死亡証明書が申請されていますが、却下されています」と女事務員が答えた。
この場面は、役所のすりガラスこしに撮られ、この会話のやり取りの前に、アルフレッド・ヒッチコック監督がシルエットで登場する。
この映画「ファミリー・プロット」が遺作となったから、ヒッチコック最後の姿となった。
映画「
ファミリー・プロット」
製作年:1976年
製作国: アメリカ
収録時間: 120分
出演者: カレン・ブラック ブルース・ダーン バーバラ・ハリス ウィリアム・ディヴェイン エド・ローター
監督: アルフレッド・ヒッチコック
(参考:今日のシネマは? 著:近藤道郎)
<ほんの一瞬だけ必ず姿を出す>
サー・アルフレッド・ジョウゼフ・ヒッチコック
(Sir Alfred Joseph Hitchcock, KBE, 1899年8月13日 - 1980年4月29日)は、イギリスの映画監督、映画プロデューサー
1939年からはおもにアメリカで活躍した。
スリラー映画で成功し、製作・脚本・編集・美術も手がけた。
サスペンス映画の神様とも称される。
自分の作品のどこかにほんの一瞬だけ必ず姿を出すことで知られる(後姿やシルエットだけのこともある)。
もともとこれは、初期の頃予算不足のためエキストラを満足に雇えず、やむなく出演していたという単純な理由だった。
しかし恰幅の良い容貌で目立つためファンが探すようになってしまい、いつの間にか恒例になったものだという。
理由はともかく、そのおかげでファンは作品がどんなにスリリングで手に汗握るものであれ、監督がいつ画面に登場するかを心待ちにするという稀有な楽しみを与えられた。
しかし後年はこの「お遊び」があまりに有名になってしまったため、観客が映画に集中できるよう、ヒッチコックはなるべく映画の冒頭に近いところで顔を見せるように心がけていた。
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