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2009年7月 1日 (水)

コラム【映画を楽しむ32】

<アメリカ最初の長編劇映画>
 *1863年の今日7月1日から7月4日にかけて、アメリカの南北戦争の命運をかけた戦いと言われるゲティスバーグの戦いで南北合わせて16、7万人の軍隊が激突した。
  (ジョージ・ミード将軍率いる北軍が9万人、ロバート・E・リー将軍率いる南軍が7万5千人と言われている)
  このゲティスバーグの戦いをクライマックスの一つにしたアメリカ最初の長編劇映画が「國民の創生」だった。
  監督は、クローズアップなどの技術を発見してアメリカ映画芸術の父といわれた*D・W・グリフィスである。

 *1863年の日本=文久2、3年の幕末
   ・徳川家茂が徳川の将軍としては229年ぶりに上洛
   ・新撰組結成
   ・攘夷実行として長州藩が馬関(現下関)海峡で外国船を砲撃
 
 *D・W・グリフィス
  (David Wark Griffith、1875年1月22日 - 1948年7月23日)は、アメリカ合衆国の映画監督。ケンタッキー州出身
  若い頃から旅役者兼脚本家として活動するが、金銭的な逼迫から逃れるために脚本を映画のエジソン社へ売り込む。
  そこで、役者としてスカウトされて、エドウィン・S・ポーター監督の『鷲の巣から救われて』でシネマデビューをする。
  ここで映画製作のノウハウを学んだ。しかし、自らの脚本が採用されないことに鬱々としていたところを、バイオグラフ社の映画カメラマンG・W・ビリー・ビッツァに誘われたところから映画監督としての一歩がはじまる。
  アメリカの映画草創期に東海岸のバイオグラフ社で『ドリーの冒険』(1908年)を皮切りに、ビッツァとのコンビで400本以上のショートフィルムを制作した後、新天地を求めて、形を成しつつあったハリウッドに渡り、1915年にアメリカ映画最初の超大作『國民の創生』を制作した
  映画「國民の創生」はKKK(Ku Klux Klan アメリカの秘密結社、白人至上主義団体)の誕生秘話を南部白人の立場から描いた物語だったため、北部においては上映拒否されたこともあったが、作品自体は大ヒットする

<7月1日はエンパイア・ステートビルで>
 互いに恋人のいる二人だったが、ヨーロッパ発アメリカ行きの船の中で恋をしてしまった。 
 そして、アメリカで船を降りる時、”7月1日”に、*エンパイア・ステートビルで会おうと互いに約束を交わした。
 ところが、約束の日、歌手のテリー(デボラ・カー)は交通事故で入院してしまい、歩けない身体になってしまう。
 画家のニッキー(ケーリー・グラント)は失意の内に、テリーをモデルにした絵を描いた。
 二人の偶然の再会の日、ニッキーの売れた絵はテリーの手元にあることがわかり・・・
 1957年のアメリカ映画「めぐり逢い」 である。

 *エンパイア・ステート・ビル
(エンパイアステートビル/ニューヨーク/NEW YORK/夕日/夕焼け ポスター)
  エンパイア・ステート・ビルディング(Empire State Building)は、アメリカ合衆国ニューヨークのマンハッタンにある超高層ビル。
 「エンパイア・ステート(帝国州)」はニューヨーク州の愛称である。
  着工・竣工 1930年 - 1931年  設計 シュリーブ、ラム、ハーモン
  面積 延床面積 200,122m² 高さ 全高(上部付属施設を含む) 448.7m
  階数 地上102階 
(参考:今日のシネマは? 著:近藤道郎)

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