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2006年2月24日 (金)

NO.22「座頭市」

「座頭市」 (ザトウイチ)

<元気コメント>
 盲目という障害をあるがままに受け入れ、仕込杖と居合いだけを頼りに人生を生き抜く姿は元気へのプッシュです。

<あらすじ>
 牢を出たばかりの座頭市は、漁師・儀肋の家にやっかいになった。その小さな漁村では五右衛門一家が賭場を開き、市もつきに任せて遊んでいた。跡目を継いだばかりの若き五右衛門は宿場一体を仕切るために八州取締役に取り入ろうとしていた。大勝ちした市を撫然とした五右衛門一家が取り囲むが、女親分のおはんが取りなした。帰り道で市は刺客に襲われるが、得意な居合い斬りで片づけた。市は旅先で絵を描く浪人と知り合い、色を教えてもらった。その間も五右衛門一家の刺客が襲いかかるが、市の居合い斬りの前には歯が立たない。八州取締役は赤兵衛に五右衛門と対抗するために銃を買うことを勧めた。しかし、赤兵衛は五右衛門と八州が通じていることを知っており、市を用心棒に顧った。一方五右衛門は浪人を新しい用心棒に顧っていた。赤兵衛の宿場で八州は薄幸の少女おうめを手込めにしようとするが、市に斬られた。浪人は湯治場で一度市を見逃すが、五右衛門一家はついに赤兵衛一家を襲う。壮絶な斬り合いの末、赤兵衛は五右衛門の前に倒れた。その時坂の上から早桶が転ってきて、中から現われたのは八州の首を持った市だった。そして市は数十人の五右衛門一家の子分を絶滅させ、最後に五右衛門と浪人も倒すのだった。  (goo映画案内より)

<データ> 「座頭市」
製作:1989年 松竹
監督:勝新太郎(カツシンタロウ)
原作 :子母沢寛(シモザワカン)
出演: 勝新太郎-市
   樋口可南子-おはん
   陣内孝則-関八州
   内田裕也-赤兵衛
   奥村雄大-五石衛門
   緒形拳-浪人
   草野とよ実-おうめ
   片岡鶴太郎-正義の男
   安岡力也-用心棒
   三木のり平-漁師・儀肋
   川谷拓三 
   蟹江敬三 
   ジョー山中
・ 居合い斬りの得意な按摩・座頭市と五右衛門一家との戦いを描く。子母沢寛の同名小説の映画化で、脚本・監督は「新座頭市物語 折れた杖」の勝新太郎、共同脚本は「森の向う側」の中村努と市山達巳、脚色は「この胸のときめきを」の中岡京平、撮影は「クレージーボーイズ」の長沼六男がそれぞれ担当。主題歌は、JONNY(「THE LONER」)。

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参考:原作者は子母沢 寛(シモザワ カン)
 子母沢は江戸時代に活躍した房総地方の侠客を取材するべく当地を旅した際に、盲目の侠客座頭の市に興味を覚え、彼について原稿用紙にして十数枚に書き記した。これが座頭市の原作となった訳だが、子母沢は、市についてこの十数枚しか書き記しておらず、現在、巷間に伝えられる座頭市の人となりは、大部分が勝主演で座頭市の物語が製作された時に作られたものである。
 勝の主演での劇場版最大のヒット作は1970年の「座頭市と用心棒」。黒澤明製作の「用心棒」シリーズで好演した三船敏郎演じる用心棒と勝新太郎の座等市との「時代劇頂上対決」として当時は大きく話題になった。
 1989年には勝新太郎の監督による「座頭市」が公開された。座頭市シリーズのそれまでの名場面を盛り込んだものであるとの批判も一部にあったが、衰えないアクションにファンは喝采を浴びせた。しかし、撮影中に死亡事故が起きたり公開翌年には勝新太郎が逮捕されるなどして、映画(および勝新太郎)の周辺にはトラブルが絶えなかった。「座頭市2」の企画がしばしば話題に出ることがあったものの、勝の逮捕が影響してか新作企画はいずれも頓挫したようであり、本作が勝新太郎による最後の制作映画となった。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より) 
関連本:「座頭市―時代小説英雄列伝」   著:子母沢 寛 、著:童門 冬二 、著:犬塚 稔 、 編集:縄田 一男 中公文庫  ISBN: 4122041228
(解説:映画化本数二十六本。テレビ、演劇も含めれば数え切れないほど演じられている、座頭市。しかし、その大元は二十枚弱の掌編だった―子母沢寛のエキスが結晶した逸品と、大きく育ったその果実を味わい尽くす一冊。(「BOOK」データベースより))

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参考:座頭(ざとう)
 江戸期における盲人の階級の一。またこれより転じて按摩、鍼灸、琵琶法師などへの呼びかけとしても用いられた。
 由来 - 当道座
  元々は琵琶法師の称号として呼ばれた「検校(けんぎょう)」、「別当(べっとう)」、「勾当(こうとう)」、「座頭(ざとう)」に由来する。
  古来、琵琶法師には盲目の人々が多かったが、『平家物語』を語る職業人として鎌倉時代頃から「当道座」と言われる団体を形作るようになり、それは権威としても互助組織としても、彼らの座(組合)として機能した。その中で定められていた集団規則によれば、彼らは検校、別当、勾当、座頭の四つの位階と、それぞれ73の段階に分けられていたという。
  江戸時代に入ると当道座は盲人団体として幕府の公認と保護を受けるようになった。同じ頃から琵琶法師だけでなく冒頭に述べたような職業も当道座の職分となり、また座頭相撲など見せ物に就く者たちもいた。
  当道に対する保護は、明治元年(1868年)に廃止されたという。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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【2/19(日)やっぱりブッシュマンの方が親しみが】
 「用語なのでそうなのでしょうが、何か<ブッシュマン>と言う方が親しみを感じます。それと私は第1作もいいのですが、第2作の弁護士の女性にあこがれを感じます」(大阪 大和久)
   
  ☆☆ 大和久様お便りありがとうございました。そうですね、大都会からいきなり電気も電話もない野生そのままのサバンナで人と動物のサバイバルがなんとも言えませんね。大和久様のオススメ映画がありましたらまたお便りをお願いします。 (主宰 映画で元気)

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【熊谷さんのオススメ映画「コクーン」】

 「<コクーン>を見て、老いた時の人生をどう過ごすべきか考えさせられました。もっとも宇宙人の助けを借りるなんて望めないことでしょうが・・・」(港区 榊原)
         
 ☆☆ お便りありがとうございました。確かにあのように元気な老後はうらやましい限りですね。またのオススメ映画をお待ちしております。(主宰 映画で元気)
  
「コクーン」
製作:1985年、 アメリカ、20世紀フォックス配給
監督:ロン・ハワード(Ron Howard) 
出演:ドン・アメチ(Don Ameche)-Art_Selwyn
   ウィルフォード・ブリムリー(Wilford Brimley)-Ben_Luckett
    ヒューム・クローニン(Hume Cronyn)-Joe_Finley
    ブライアン・デネヒー(Brian Dennehy)-Walter
    ジャック・ギルフォード(Jack Gilford)-Bernie_Lefkowitz 他
解説:フロリダにある老人ホームの住人と地球外生物との交流を描く。製作はリチャードとリリー・フィニーのザナック夫妻とデイヴィッド・ブラウン。監督は「スプラッシュ」(84)のロン・ハワード。デイヴィッド・サパーステインの小説(角川文庫)に基づいてトム・べネデクが脚色した。撮影はドン・ピーターマン、音楽はジェームズ・ホーナー、特殊効果はILMがケン・ラルストンの監修で担当。出演はドン・アメチ、ウィルフォード・ブリムリーほか。ドルビー・ステレオ(goo映画案内より)

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原作本「コクーン」 著:デーヴィッド・サパースティン 訳:岡部 宏之  角川文庫  ISBN: 4042446019
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2006年2月17日 (金)

NO.21「コイサンマン」

「コイサンマン」
 (ブッシュマンが差別用語ということで、
  「ミラクル・ワールド ブッシュマン」(THE GODS MUST BE CRAZY)
  は、「コイサンマン」(THE GODS MUST BE CRAZY)と改題)

<元気コメント>
 「物を所有する」という概念がない場へ、たった一つしかない便利な物が現われたら。サバンナに溶け込むように生きてきた民族のコミカルに描かれているサバイルが明日への元気を誘ってくれます。

<あらすじ>
 アフリカのカラハリ砂漠。自家用機を操縦していた白人がコーラのあきびんを窓からなげた。それを拾ったのが砂漠の住人ブッシュマン。彼らは文明とは無縁な生活を営み、ひたすら自然に親しんでいた。空を飛ぶ大きな鳥から落ちてきたそのびんをめぐって、部落ではちょっとした騒ぎが持ち上がり、それを拾ったブッシュマンのカイ(ニカウ)が、結局、それを“世界のはて"に捨てることになり、彼は、家族と別れを惜しみ、長い旅に出た。一方、大都会では、女性ジャーナリストのケイト(サンドラ・プリンスルー)が失恋し、気分をまぎらすためにカラハリ砂漠の宣教所に教師として就職することになる。到着した彼女を迎えに来たのは、微生物学者のスタイン(マイケル・サイス)。彼は宣教師に頼まれてやってきたのだ。しかし、スタインは、ケイトを見るとたちまち気に入ってしまいドジばかりふむ始末。一方、旅を続けているカイは、食糧用に捕えたヤギが原因で監獄につながれるが、それをスタインたちに救われた。そのころ、近くの国では政府首脳部を襲撃するテロ事件が発生し、そのテロリストたちが逃亡して宣教所にやって来ていた。ボハ(ルー・ヴァーウェイ)をリーダーとする彼らは、ケイトと生徒たちを人質として高原地帯を進んでいた。ちょうどその場を通っていたスタインやカイらは、一案を考じ、カイが女生徒にまぎれこみ、テロリストらを眠り薬のついた針で眠らせた。奮戦の末、遂にスタインたちは勝利をおさめ、テロリストらは逮捕された。友人たちに別れを告げると、カイは使命を果たすため、“世界のはて"に向った。そして遂に数メートルの断崖に到着した。その神の国と呼ばれる崖こそ、彼らの意味する“世界のはて"で、びんを捨てるとカイは家族の待つカラハリ砂漠ヘと戻っていくのだった。

<データ>

「コイサンマン」
製作:1981年 南アフリカ 東宝東和配給
監督:ジャミー・ユイス(Jamie Uys)
出演:ニカウ(Nixau)-Xi
    カボ(Xabo)-Xabo)
    タニ(Thani)-Thani
    トマ(Thoma)-Thoma
    サンドラ・プリンスルー(Sandra Prinsloo)-Kate

・南アフリカ・ボツワナ共和国の砂漠に居住する地球最古の人類と呼ばれるブッシュマンの生活を描く。製作総指揮はボート・トロスキー、製作・監督・脚本はジャミー・ユイス、撮影はバスター・レイノルズ、音楽はジョン・ボショフ、動物調教はヴィヴ・ブリストウとジャック・シールが各々担当。出演はニカウ、カボ、タニ、トマ、サンドラ・プリンスルー、マイケル・サイス、ルー・ヴァーウェイなど。

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参考:映画「ブッシュマン」の舞台=(アフリカ南部・カラハリ砂漠)
 主役を演じたニカウさんは、カラハリ砂漠でスカウトされた本物のブッシュマン。プロデューサーのブト・トラスキー氏は「ホテルで照明器具を見たニカウさんは、なぜ太陽がこんなに小さいのかと困惑していた」と振り返る。ニカウさんの戸惑いは、演技ではなかったのだ。だが、映画はブッシュマンの悲惨な歴史を伝えてはいない。1万~2万年前からアフリカ南部に散在したといわれるブッシュマンは、後からアフリカ南部にやって来た黒人や白人に土地を追われ、今では主にカラハリ砂漠一帯に約10万人が残るだけだ。舌をうちつける独特な発音が特徴の言語も消滅しつつある。
(「YOMUYRI ONLINE 世界の旅」より引用)

参考:ブッシュマンの国-ボツワナ
 サン族と呼ばれる民族がいる。彼らは俗に言うブッシュマンだが、サン族自らの呼称はコイサンである。映画「ブッシュマン」が「コイサンマン」に改題した顛末は記憶されるべきだが、ここでは、敬愛の意味をこめて敢えてブッシュマンと呼びたい。
ブッシュマンは、コンゴのピグミーに次ぐアフリカ第二の土着狩猟民族である。文化化や民族間の結婚によって、彼らの文化は変化し、今では、約 3000 が伝統的な狩猟生活をしているに過ぎない。多くは衣服を着て、観光や出稼ぎによって収入を得ている。過去の文化は、ロックペインティングや彼らの唄に残されている。大量のロックペインティングが残された Tsodilo Hills は世界遺産にも指定されている。
(「J's Travel&Music Page ボツワナ」より引用)

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【2/14(火)に彼と見ました】

「バレンタイン・デーに「好色一代男」を彼と二人で見るなんてよっぽど変ったカップルだと思われそう。はーい、でも提案したのはわたしー。でもよかったー。遊女とかには、言葉に抵抗があったけど、これだけ女性に尽くす男性は最高、えへっ、いえ、2番目です」(名古屋 塩田)
   
☆☆ 塩田様お便りありがとうございました。いいバレンタイン・デーだったようですね。塩田様のオススメ映画がありましたらまたお便りお願いします。(主宰 映画で元気)

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熊谷さんのオススメ映画「荒野の七人」】

 「そろそろ「コ」だと思いますが、やっぱし「荒野の七人」が見逃せません。西部劇らしいガンアクションよりも、個性豊な七人のそれぞれの思いが描かれているシーンが好きです」                            (大田 熊谷)
         
☆☆ お便りありがとうございました。確かにガンマンとして絶えず狙い、狙われるという中で生き残ってきた各人の個性が光る作品でしたね。またのオススメ映画をお待ちしております。(主宰 映画で元気)
  
「荒野の七人」
製作:1960年、 アメリカ、シネカノン配給
監督:ジョン・スタージェス(John Sturges)
出演:ユル・ブリンナー(Yul Brynner)-クリス
   スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)-ヴィン
    チャールズ・ブロンソン(Charles Bronson)-オライリー
   ジェームズ・コバーン(James Coburn)-ブリット
    ロバート・ヴォーン(Robert Vaughn)-リー
   ホルスト・ブッフホルツ(Horst Buchholz)-チコ
   ブラッド・デクスター(Brad Dexter)-ハリー
   イーライ・ウォラック(Eli Wallach)-カルヴェラ
   ウラジミール・ソコロフ(Vladimir Sokoloff)-老人
   ロゼンダ・モンテロス(Rosenda Monteros)-ペトラ

解説:メキシコの小さな村で暮らす住民たちは、野盗のカルヴェラに収穫を奪われ、飢えに苦しんでいた。村人たちは財産をかき集め、アメリカ国境へガンマンを雇いに出かける。話を聞いた早撃ちのクリス(ユル・ブリンナー)は、たった20ドルでこの仕事を引き受けた。流れ者のヴィン(スティーブ・マックイーン)をはじめ、腕の立つ6人に無鉄砲な若者チコが加わり、7人となった用心棒たちは、村人に銃の使い方を教え、カルヴェラとの銃撃戦に挑む。西部劇の傑作、ハリウッド映画の伝説といわれた『荒野の七人』が、ニュープリントで甦る。日本で初めて公開されたのが1961年。その後70年代に2度リバイバルされて以来、30年ぶりの登場となった。ストーリーは黒澤明監督の『七人の侍』をベースに作られ、西部劇ならではの銃裁きと、銃に生きる男たちの悲しみを描いていく。主演は、今は亡き大スター、ユル・ブリンナーとスティーブ・マックイーン (goo映画案内より)

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2006年2月11日 (土)

NO.20「好色一代男」

「好色一代男」 (こうしょくいちだいおとこ)

<元気コメント>
 「好色」というよりも、権力や財産に媚びず、女性をいとおしむという言葉の方があっています。とても見習えそうありませんがその自由奔放さに元気がでます。
 
<あらすじ>
 但馬屋の伜世之介は父親夢介の心配をよそに、数々の女遊びに夢中だった。特に遊女吉野太夫とは起請文を交すほどの深い仲。あまりの伜の放蕩にたまりかねた夢介は、豪商春日屋の娘お園との縁組を進めるが、お園にも意中の男があるのを知った世之介はそれをぶちこわしてしまう。ついに世之介は勘当代りに江戸の出店へ修業に出された。だが彼は江戸に着くや支配人をだましてのしたいほうだい。通人月夜の利佐の手引で吉原一の高尾太夫に会うが、利佐と高尾の愛情を知って気前よく身請けしてやる。ついに世之介は勘当を申渡された。申訳にもと頭を丸めた世之介だったが、寺でも彼の浮気はおさまらず、寺を追放される破目となる。その世之介を慰めるのは色比丘尼であった。世の中のがめつさをいやというほど知らされた世之介は流れ流れて北国の漁師町へ。網元の妾のお町にいい寄るとお町はころりと参ってしまう。だが駆落ちをはかった二人は、たちまち追手に捕えられ、世之介は半殺しの目に会った。それから数年、今は私娼のヒモになり下がった世之介は田舎大尽のお供で旅から旅へ。今は姥桜の吉野太夫と再会したものの遊女のまことは金だとあしらわれ世之介は唖然とする。久しぶりに両親に会おうと但馬屋の前に来ると、父親が臨終のまぎわ。夢介から三つの遺言を申渡された世之介だったが、彼はニベもなくはねつける。このショックで両親は相ついで死んでいった。今や但馬屋の当主となった世之介は思うがままの女遊び。評判の夕霧太夫を大金をつんで自分のものにしようとする。この世之介の放蕩ぶりに役所は冥加金を申しつけるが、彼はそれをハネつける。ために但馬屋は財産没収。いち早くそれを知った世之介は夕霧と共に日本脱出をはかるが、途中役人に襲われ、夕霧は亡くなった。どうしようもない怒りを矢に向ってぶちまけた世之介は、好色丸に乗り、波のユートピアに向って船出するのだった。(goo映画案内より)

<データ>
「好色一代男」
製作:1961年 大映
監督:増村保造(マスムラヤスゾウ)
原作:井原西鶴
出演:市川雷蔵(イチカワライゾウ)-世之助
   若尾文子(ワカオアヤコ)-夕霧太夫
   中村玉緒(ナカムラタマオ)-お町
   船越英二(フナコシエイジ)-月夜の利佐
   水谷良重(ミズタニヨシエ)-吉野太夫
・ 元禄期を背景に世之介の女体遍歴を描いた井原西鶴の「好色一代男」の映画化で、「お姐ちゃんはツイてるぜ」の白坂依志夫が脚色し「恋にいのちを」の増村保造が監督した。撮影は「手錠にかけた恋」の村井博

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原作本
「好色一代男」著:井原 西鶴 校訂:横山 重    岩波文庫  ISBN: 4003020413
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「好色一代男」著:井原 西鶴 訳:吉行 淳之介 中公文庫ISBN: 4122011515
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参考:井原西鶴(いはら さいかく)
 本名平山藤五(ひらやま とうご)、男性、1642年(寛永19年) - 1693年9月9日(元禄6年8月10日))は、江戸時代の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳人。別号は鶴永、二万翁。晩年名乗った西鵬は、時の5代将軍徳川綱吉が娘鶴姫を溺愛するあまり出した「鶴字法度」(庶民の鶴の字の使用禁止)に因む。
大坂の裕福な町人の出と言われているが、詳細はわかっていない。早くから家業を離れて文芸を志し、青年時代から俳諧を学んだことが知られている。晩年の生活は困窮した。52歳で没した。
1682年(天和2年)に『好色一代男』を書いてから、雅俗折衷の文体で浮世草子と呼ばれるジャンルで名作を多く残した。西鶴の浮世草子は、「町人物」「好色物」「武家物」に分けられる。
西鶴の文体は簡潔でしばしば難解だと言われるが、多くを語らない俳諧の影響だという説もある。またその難解な文章を理解できるだけの、知識と好奇心のある成熟した読者がいたことが前提になっていると指摘される。
作品リスト
好色物
『好色一代男』、『好色二代男』(諸艶大鏡)、『好色五人女』、『好色一代女』、『西鶴置土産』、『男色大鑑』(本朝若風俗)
武家物
『武道伝来記』、『武家義理物語』、『新可笑記』
町人物
『日本永代蔵』、『世間胸算用』、『西鶴織留』
雑話物
『西鶴諸国ばなし』、『本朝二十不孝』、『本朝桜陰比事』、『西鶴大矢数』、『西鶴俗つれづれ』、『万の文反古(よろづのふみほうぐ)』、『西鶴名残の友』
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

参考:市川雷蔵(イチカワライゾウ)
(1931年8月29日 - 1969年7月17日)は日本の歌舞伎役者、映画俳優。映画史上最高の時代劇スターと謳われる。
京都市堀川丸太町で亀崎松太郎、富久の間に亀崎章雄として生まれる。生後6ヶ月で竹内嘉三(市川九団次)養子となり、竹内嘉男と改名。旧制天王寺中学(現大阪府立天王寺高等学校)を中退し、15歳で大阪歌舞伎座、東西合同大歌舞伎「中山七里(娘 お花)」で初舞台。芸名、市川莚蔵。
19歳で八代目市川雷蔵襲名。22歳で歌舞伎をやめ、「花の白虎隊」で映画デビュー。「朱雀門」で東南アジア映画祭ゴールデン・ハーベスト賞受賞。大映映画の屋台骨を支える大スターとして活躍。
1969年肝臓ガンのため37歳の若さで夭折。大映は客離れが進み1971年に倒産。死後も時代を超え人々を魅了しつづけ、京都では毎年夏に市川雷蔵映画祭が開催されている。
1959年1月『炎上』でキネマ旬報主演男優賞受賞
    2月『炎上』『弁天小僧』でブルーリボン主演男優賞、NHK映画最優秀主演男優賞受賞
    9月『炎上』の演技により、イタリアの映画誌『シネマ・ヌオボ』で最優秀男優賞受賞
1964年11月『剣』で京都市民映画祭主演男優賞受賞
1967年2月『華岡青洲の妻』でNHK映画最優秀男優賞受賞
     『華岡青洲の妻』でキネマ旬報主演男優賞受賞
1968年11月『華岡青洲の妻』で京都市民映画祭主演男優賞受賞
1969年11月京都市民映画祭マキノ省三賞受賞
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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 【2/5(日)以前テレビで見ました

 「以前テレビで見て、シェパードと人間の警官と言う組み合せに笑った記憶があります。DVDにもなっていたし、こんなにシリーズ化されているとは思いませんでした。それにネットでレンタルできるとは知りませんでした。これはこれからも多いに活用したいです」(博多 小川)
   
☆☆ 小川様お便りありがとうございました。私もこの作品は最初テレビで見たと思います。ネットでレンタルは、近くにレンタルショップがない場合は便利ですね。小川様のオススメ映画がありましたらまたお便りお願いします。 (主宰 映画で元気)

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【千葉のトラさんのオススメ映画「ゲッタウェイ」】

 「ケがつくので思い出すのはゲッタウェイです。それもスティーブ・マックィーンとアリ・マックグローのコンビ版が好きです。アウトローにしても、見ているだけで爽快な気分になれます」   (千葉 トラ)
         
☆☆ お便りありがとうございました。テンポのいい感じで、「元気」が頂けそうな映画ですね。二人のキス・シーンは絶妙だったと記憶しています。またのお便りをお待ちしております。(主宰 映画で元気)
  
「ゲッタウェイ」
 製作:1972年、 アメリカ、東和配給
 監督:サム・ペキンパー
 出演:スティーヴ・マックイーン(Steve McQueen)-Doc_McCoy
     アリ・マッグロー(Ali MacGraw)- Carol_McCoy
     ベン・ジョンソン(Ben Johnson)-Jack_Beynon
     サリー・ストラザーズ(Sally Struthers)-Fran_Clinton
     アル・レッティエリ(Al Lettieri)-Rudy_Butler

 解説:「ワイルドバンチ」「わらの犬」などの作品でバイオレンスの真髄を鮮明に捕らえたサム・ペキンパーが、「ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦」に続いて再びスティーヴ・マックィーンとコンビを組み、組織に追われる男と女が必死で逃亡する姿を描く。製作はデビッド、フォスター、ミッチェル・プロウアー、脚色は「生き残るヤツ」のウォルター・ヒル、原作はジム
・トンプソンの同名小説。撮影はルシエン・バラード、音楽はクインシー・ジョーンズ、編集はロバート・L・ウォルフが各々担当。出演はスティーヴ・マックィーン、アリ・マックグロー、ベン・ジョンソン、サリー・ストラザーズ、アル・レッティエリ、ボー・ホプキンス、ジョン・ブライソンなど。(goo映画案内より)

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2006年2月 3日 (金)

NO.19「K-9友情に輝く星」

「K-9友情に輝く星」 (けーないん/ゆうじょうにかがやくほし)

<元気コメント>
 型破りな人間が、同じく型破りな犬と、いつのまにか心を交わしよき相棒となっていく。犬は時としてペット以上の存在となる。そして動物と心を通わすことができたと思うと、なぜかほっとして元気になるから不思議だ。
 
<あらすじ>
  サンディエゴ警察の麻薬取締官のトーマス・ドゥーリー刑事(ジェームズ・ベルーシ)は、5千万ドルの麻薬を動かす密売人のライマン(ケヴィン・タイ)を追っていた。パートナーを持たないことで上司のバイヤーズ(ジェームズ・ハンディ)からも疎まれる彼は、ライマンの組織の一員であるフレディを捕まえ、港の倉庫に麻薬が入荷されることを知る。彼はブラニガン警部補(エド・オニール)に麻薬捜査犬を貸してくれるように頼み、ジェリー・リーという犬をパートナーとして得る。港でドゥーリーはジェリー・リーの活躍によって、ギリアム(コッター・スミス)という男が麻薬の買人であることをつきとめる。事ここに至って、ドゥーリーはライマンの組織に命を狙われ、そして遂に彼の恋人トレーシー(メル・ハリス)が誘拐されてしまう。ライマンとギリアムの麻薬取り引き場所へと向ったドゥーリーとジェリー・リーは、何とか無事トレーシーを取り戻したものの、激しい銃撃戦の中で、ジェリー・リーが敵の銃弾に倒れる。そして怒りに燃えたドゥーリーはヘリコプターで逃げようとするライマンを倒すのに成功する。一方ジェリー・リーは手術室に運び込まれ、幸い一命を取りとめるのだった。(goo映画案内より)

<データ>
「K-9友情に輝く星」
製作:1988年 アメリカ ユニヴァーサル=UIP配給
監督: ロッド・ダニエル(Rod Daniel)
出演:ジェームズ・ベルーシ(James Belushi)-Dooley
    メル・ハリス(Mel Harris)-Tracy
    ケヴィン・タイ(Kevin Tighe)- Lyman
    エド・オニール(Ed O'Neill)-Branningan
    ジェームズ・ハンディ(James Handy)-Byers

・サンディエゴを舞台に、ひとりの刑事と一匹の麻薬捜査犬の、友情と活躍をコミカルに描く刑事アクション。製作は、ローレンス・ゴードンとチャールズ・ゴードン、監督は「ハモンド家の秘密」のロッド・ダニエル、脚本はスティーヴン・シーゲルとスコット・マイヤーズの共同、撮影はディーン・セムラー、音楽はマイルス・グッドマンが担当。出演はジェームズ・ベルーシ、メル・ハリスほか
 尚続編とでもいうべき作品が以下の通り2本ある。   
  K-911 やっぱり俺たち最強コンビ(K-911)2000年製作 
  K-9 はみだしコンビ大復活!(K-9:P.I.)2002年製作

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参考:ジェームズ・ベルーシ
 故ジョン・ベルーシの弟。南イリノイ大学で弁論と演劇を専攻。兄と同じくセカンド・シティ劇団に入り修行を積む。やがてTVシリーズに出演して人気を博す。本格的映画デビューは「ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー」で、その後兄の跡を継いで「サタデー・ナイト・ライブ」にも出演。舞台で演じた同じ役を、その映画化作「きのうの夜は…」でも好演し、次第に演技の幅を広げていった。以降は「K-9/友情に輝く星」や「シュワルツェネッガー/レッドブル」などの刑事役を得意としながらコメディ作品への出演も好評を得ている。98年に3度目の結婚をした。

参考:K-9 
 「K-9(ケーナイン)」は訓練を受けた警察犬のことです。元々は、犬を意味する「canine」=「ケイナイン」=K9から付いた名称です。K9の警察犬は一般的に麻薬、爆弾、犯人の匂いを嗅ぎあてるのが仕事で、警察官並みの待遇を受けるのだそうです

参考:日本では「麻薬探知犬」
  麻薬探知犬は、増大する麻薬類の密輸入を防止する目的で導入されたもので、 東京税関で昭和54年6月に米国税関の協力を得て麻薬探知犬2頭を導入したのが 始まりです。
詳しくは→ 「がんばってます麻薬探知犬」
→ 「働くペット ~麻薬探知犬~」
   
◆◆この映画をご覧になった方は感想をお寄せ下さい 

前号NO.18「剣客商売」をご覧になった方からのお便りです 

1/28(土)無外流は江戸時代中頃に

  「子供の頃から剣道をしていましたので時代劇は結構みている方だと思います。池波先生の作品はいずれも好きですが、特にこの作品は好きです。無外流は江戸時代中頃に辻月丹資茂により開かれた剣術の流儀で、正式には無外真伝兵道というのだそうです」(東京 小笠原)
   
  ☆☆ 小笠原様お便りありがとうございました。さすがにお詳しいですね。他にも時代劇の映画・ドラマでオススメがありましたらお便りお願いします。 (主宰 映画で元気) 

◇◇また貴方のご覧になった他の<元気の出た映画・ドラマ>をご紹介して下さい

らむさんのオススメ映画「スワロウテイル」

「はじめまして★
  元気とは違いますが岩井俊二監督の映画シリーズが大好きです♪心にジーンと来る何かがあるんですよ(上手く説明出来なくてごめんなさい)自分が映画を好きになっきっかけを作ってくれました。
  昨日投稿したらむです★
  メッセージありがとうございます★
  でしたら、らむの好きな岩井俊二監督の作品の一つである"スワロウテイル"を紹介していただけませんか?主演はCHARAでしたね、懐かしい山口智子も出ていました!人によって好き嫌いがあると思いますが、らむ的には大好きな映画の一つ♪少し悲しい大人達のおとぎ話って感じですね。現実離れしたストーリーです。主題歌であるCHARAの歌も大好きです!」 (らむ) 
         
☆☆ メッセージありがとうございました。
    >心にジーンと来る何かがあるんですよ
    うーん、確かに人によって感動の原点が異なるから説明は難しいですよね。また、貴方の「ジーン」が出たら映画名を教えて下さい。解読のヒントになるかもしれません。(主宰 映画で元気)
  
「スワロウテイル」
製作:1996年 日本  日本ヘラルド映画=エースピクチャーズ配給
監督:岩井俊二
出演:三上博史(ミカミヒロシ)-ヒオ・フェイホン
   Chara(チャラ)-グリコ
   伊藤歩(イトウアユミ)-アゲハ
   江口洋介(エグチヨウスケ)-リョウ・リャンキ
   アンディ・ホイ-マオフウ
解説:過去とも未来ともつかない、“円"が世界で一番強かったころを背景に、夢を求めて日本に渡って来た移民たちから“円都(イェンタウン)"と呼ばれる架空の街を舞台とした、無国籍感覚の物語。“円都"という名前を忌み嫌った日本人から逆に“円盗(イェンタウン)"と呼ばれて蔑まれる移民たちを主人公に、彼らの成功と挫折を斬新な映像とスリリングな演出とで描いていく。監督・脚本は「FRIED DRAGON FISH」の岩井俊二。撮影を「PICNIC」の篠田昇が担当している。主演は「屋根裏の散歩者」の三上博史と「PICNIC」のChara、「女ざかり」の伊藤歩。これに「ACRI」の江口洋介、「静かな生活」の渡部篤郎、「トキワ荘の青春」の桃井かおり、「罠(1996)」の山口智子、「走らなあかん 夜明けまで」の大塚寧々、「勝手にしやがれ!! 成金計画」の洞口依子、「KAMIKAZE TAXI」のミッキー・カーチスらを加えた豪華なキャストが集っている。小学生が偽札取引にかかわるシーンの描写等により映倫からR指定を受けたことも話題となった。R指定。

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